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魔法、魔術について合理的に考えてみるブログ

「魔法使いになりたい」、という欲望について真剣に考えてみました。

不安の消去術

魔術について

 今日は、不安の消去術について書きます。

 これは、あまり、難しくない理屈です。

 

 まず、不安は、確証がない未来にたいして生じます。

 つまり、確証を求めているのだけど、その確証が得られないという時に生じるのです。

 したがって、確証を求めることをやめることができれば、不安は消えると考えられます。

 さて、では、確証を消してみましょう。

 

 例えば、卓球の大会で、自分の実力を発揮できるかどうかが不安だ、という不安。

 その不安はもっともだと思います。何せ、大会中どんなことが起こるか分かりません。思わぬ失敗をして、今までの練習を不意にしてしまうかもしれません。つまり、大会でいい成績を残せるという確証はどこにもない。

 

 会社で受け持っているプロジェクトがうまく自分に処理できるかどうか不安だ。なるほど、確かに、仕事がうまくいくとは限らないでしょう。下手したら、世の中なんて上手くいかないことの方がおおいかもしれません。プロジェクトが失敗してしまう可能性は常にあるでしょう。仕事においても、成功の確証はあり得ません。

 

 恋している相手がいる。でも、相手が自分のことをどう思っているかわからない。この恋が実るかどうか不安だ。なるほど。たしかに、おっしゃる通り、相手が何を考えているかなんて、多くの場合分かりません。まして、その恋が実るかどうかというのは、フィーリングの問題も非常に大きく、ますます分かりません。どんなにパーフェクトに見える人でも失恋することはあり得るし、どんなに欠点だらけの人でも恋が実ることはあり得ます。つまり、この場合も、どこにも確証はありません。

 

 このように、確証と呼ばれるものは、見渡す限り、存在しないようなのです。

 強いて言えば、確証はないということには確証があるのかもしれません。絶対に確かなことは絶対なんてことはないということ。

 

 つまり、確証や保証を求めることが間違っている、というふうに考えることができます。人生は賭けであり、保証と呼べるようなものはどこにもなさそうです。

 

 そのように考えるなら、「確証」を求める気持ちは消去されざるを得ないでしょう。そんなもの、どこにも見当たりません。

 

 どんなに努力しても失敗するかも知れません。そして、それは、どこでも普通に起こっていることです。

 

 努力すれば報われるという確証もない。

 

 あらゆることに確証はない。

 

 しかし、逆に言えば、あなたが今現在、どんなに絶望的な状況にあったとしても、その状況が覆らないという保証もまた、どこにもありません。

 

 つまり、あなたは、いつ幸福に恵まれるか分からないのです。

 

 だから、成功に保証が無いように、失敗にも保証はありません。

 

 成功するか失敗するか、それらにはなんら確証がありません。

 

 すると、確証を求める心は消去されます。そもそも求めていた「確証」がどこにも存在しないことが確認されたからです。

 そして、不安の原因とは、確証を求めても得られないという不満にありました。

 したがって、確証を求める心が消去されるなら、それと同時に不安も消去されることになるでしょう。

 

 つまり、人生を保証によって安定させようとするのではなく、人生は賭けであるということを認め、受け入れることによって、不安を消去できると考えられます。

 

 人間は何一つ確証のない世界の中を、曖昧なままにさまよっているようです。

 

 どこにも確証がないのなら、自分の実感を信じる以外にはできることがありません。そもそも確証などなく、何一つあなたの道は決まってはいないのです。それはあらかじめあるものではなく、これからあなたの手によって創造されるものなのでしょう。

 

 自分の実感を信じること、誰かの言いなりになるのではなく、自由意志によって自分の未来を自分の手でもって切り開くこと、それが不安を解消するコツと言えるのではないでしょうか。

 

明日のキミへの道のりは何も、何一つ決まってないから

でも、だからこそ楽しいんだろう? 大事な一歩にしよう

与えられた地図なんてなくても未来はその手でも切り拓けるんだよ

"明日が来る"んじゃなくてさ、”自分が行く”んだ

ほら、自由意志で選ぶ未知へ!(Last Note,『ルートスフィア』,歌詞より引用)