魔法、魔術について合理的に考えてみるブログ

「魔法使いになりたい」、という欲望について真剣に考えてみました。

個人的な「幻覚」の活用手法の概要

統合失調症においては感覚が鋭敏になるものと思われます。感受性の亢進。統合失調症の人はその鋭敏な感受性で以って、普通の人には感じられない現象を感じ取ることができます。これが一般に「妄想」とか「幻覚」というふうに呼ばれます。しかし、それらのど…

とある小さな小さな物語について

自由って本当に大切だな、と思いますね。そして、法。法がなければ、例えば殺人罪などへの抑止力が欠如する恐れがあります。もしも社会に殺人が横行すれば、これはもう……。大変なことになってしまいますね。だから、法も大切。 自由も大切。法も大切。相反す…

博物学の復興に向けて

ふとドジョウってどんな生き物なのだろうな、と想像していました。気づいたら、そういう想像をしていました。理由は特にありません。むしろ、何事もなく、端的に、そういう現象が生起してきたように思われます。 ドジョウは淡水魚らしいです。コイ目ドジョウ…

ベリアル

桜の花びらがひらひらと舞い降りて、そのままに私は踊った。いつまでもいつまでも。そうしていることがあたかもこの世の真理であるとでも言うかのように。そうした。もしも、そこにあなたがいてくれるのなら、それはそれは素晴らしいことでしょう。でも、あ…

不安の恩寵

思っていることをそのまま書くのは大切と言うか、ある意味効率がいいように思います。あれこれとこねくり回し過ぎると、永久に書けません。少なくとも僕の場合は。 空白の取り方や文章のリズム、漢字や平仮名の選択。色々な文章作法。その全てが執筆を助けて…

統合失調症とprofoundly giftedについて

何を書こうかと考えていたのですが、時間がもったいないので思ったことをそのまま書いていこうと思います。 連想に身を任せて。 まず統合失調症について。この症状がストレスにより生じるのなら、ストレスの調整によってこれを治療できる可能性は当然考えら…

固有性について

ふと治外法権って何なのだろうな? と思いました。何らかの例外性の雰囲気を感じます。ある一定の規則性を持った系列が存在している時に、その規則性の「外側」に位置するもの。あるいはそういう権限というもの。 この問題を自然科学の問題とかに転用してみ…

統合失調症における「妄想」の解体手法の概略について

今日は、統合失調症の「妄想」についての私見について書きます。 簡潔に言うと、「妄想を思考によって解体する方法」です。個人的な手法ですので、普遍性があるかどうかは微妙ですが、統合失調症の妄想がどのような思考プロセスで生じ、また、どのように患者…

現時点での、統合失調症についての個人的な仮説の概略

1.「統合失調症の価値は高い」ということについて 妄想とは異常な連想のことである。 異常とは普通とは違うことである。 普通とは大多数の人の特徴のことである。 つまり、妄想とは珍しい連想のことである。 同様に、幻覚とは珍しい感覚のことである。 珍し…

精神医療における薬物療法の是非について――統合失調症当事者の立場から――

今日は精神医療について個人的に思うことを徒然に書いてみようと思います。 まず、全てのものがそうであるように、現行の精神医療にも多くの問題があると思いますし、そうした行いは完全なそれには遠く及ばないものであるとも感じます。厳密に完全なものは、…

僕の統合失調症についての雑感

どんなことでも一つずつ積み重ねるのって、大切だよなーなんてことを思いました。そして、長く続ける。すると、故障を避けられれば、とりあえず上達していくし、楽しいな、と思います。勉強でもスポーツでもなんでもそうなのかもしれませんね。文武両道! 的…

「教育」について簡潔に

皆さん、こんばんわ! 今日は、勝野正章, 藤本典裕ら, 『教育行政学 改訂版』, 学文社, 2010を参考にさせていただきながら、「教育」について簡単に思索してみたいと思います(ページ数は引用文の後毎にそれぞれ記載します)。 まず、単刀直入に言って、教育…

哲学とか数学とか徒然

皆さん、こんばんは。今年もそろそろ終わりが近いようです。 やれやれ。色々なことがあった気がしますが、時が過ぎるのはすぐですね。光陰矢の如し。 特に書くべきことはありませんので、徒然に書いてみようと思います。散漫術です。 哲学について。 哲学の…

恋愛や結婚のあれこれ

自己変容について。 自身がある変化についての傾向性を帯びている時にそれを変化させたい時には、自分自身を変化させるのが一番手段として簡便だと思います。 では、自分自身をどうすれば変化させられるか? これはいつもと違った行動を取ることで、ある程度…

特殊飢餓とか自己中心性とか

何となく何を書けばいいかについて、つらつらと考えていたのですが、特には言及すべきことはなさそうですので、徒然なるままに書いてみたいと思います。散漫術です。 最近、ネットを見ていて思うのですが、何やら不正な? 文章の複製? をする人がいるらしい…

グングニル

サナハタの槍 エグゼレイブの剣 ピースマグナゴイの盾 サナハタは槍を持った。その槍は祖父からもらったもので、先祖伝来の槍だった。 エグゼレイブは弓の名手だったが、剣を扱うようになった。その剣も彼の/彼女の先祖伝来のものであった。エグゼレイブに…

統合失調症の人のための処世術について

統合失調症の人のための処世術について個人的な考えを述べてみたいと思います。 具体的には、次のような要点が考えられます。 1.自他への批判的な思考 2.正確な事実と論理の重視 3.不可能と可能についての適切な弁別 4.心的な対象と物理的な対象の正確な区別…

知能論

1.知能 高度な知能が、ある規則に準拠する位相それ自体の作用を通して、自壊を引き起こすという事はありえるだろうか? 凄まじく高い知能を持っている個体を想定した場合、それは凄まじく高い知能であるために、普通の知能との隔たりがかなり大きいものであ…

枝葉

桜の木の麓で、そっと人を待っていた。その人は終に来なかったのだが、始めには来ていた。だから、僕はそのことについてずっと考えているのだ。今日も明日も、明後日も。 さて、何から話そう。ありきたりな文章やその構成。そこから自動的に展開される演繹的…

統合失調症の人のための読書案内

統合失調症の人向けに、個人的におすすめな文献をピックアップしてみました。気が向いたら、好きにご参考ください。 統合失調症の人にまず目を通して欲しいと思う文献。 1.『ヤコブの書』(新約聖書) 2.『箴言』(旧約聖書) 3.『中庸』(儒教) 4.『十地経…

アイオーン

遥か昔、ヒト、と呼ばれる生物がいた。それは、人間、人、などとも表記されることがある。 人は当初、神々の道具として作られた。それと言うのも、彼らの労働を肩代わりする役目を負っていた。 人が地上の理によって重要視する、諸所の事例は、神にとって重…

気楽に

ふと思ったのですが…… 何事も愚直に継続して行っている人というのは偉いなーと。 基本的には、継続の時間が長ければ長いほどすごいな、と思います。 変な狡い行動とかを想定しない限りは、ブログでも何でも継続している人達はすごいな、と僕は思うのです。継…

医学とか均衡とか

みなさんこんばんは~。 色々と大変な事もある今日この頃だとは思うのですが、いかがお過ごしでしょう? 僕は本を読んだり、楽器を練習したりすることが多いです。 医学の本とか滅茶苦茶読みまくってました(笑) ハリソン内科学とか(この本、超分厚いです…

中井久夫氏の『分裂病と人類』を読んでの雑感

みなさん、こんばんは。今日は、中井久夫氏の著作の一つである『分裂病と人類』(東京大学出版, 1985)を読んでの雑感をつらつらと書いてみようと思います。 まず、統合失調症(分裂病)とは何か? という大きな問題があります。これは正直なところでは、自…

魔術師になるには(個人的な考えです)

今日はちょっと、「魔術師のなり方」について自分なりに「考察」してみようと思います。いつも通り、個人的な空想論ですが、その点はご承知ください(笑) まず「魔術師」とは何か? について整理してみます。 これは「不思議な術を使う人」の事ですね。 で…

メープルシロップ

謎の深い現象を考察する事。そこにはどのような意味があるだろうか? そこに意味などと言うものは、そもそも根付いていると言えるのだろうか? 楓にはまずもってそれが分からなかった。そして、そのような事を考え続けていると、この世界のありとあらゆる事…

気軽に

気軽な気持ちって大切だな、と思いました。 気軽さ。とても大切。そして、気軽になること。とてもおすすめです。 久しぶりに文章を書いていると、結構早くタイプしているつもりでも、文章が埋まっていく速度が遅いな、と感じます。これは面白い感覚。 日によ…

「福祉」について

「福祉」について、興味が出てきました。今日は、杉本一義氏の『人生福祉の根本問題』(2014)を引用しつつ、自分なりにこの問題について考えてみたいと思います。ページ数は引用させていただいた引用文毎の末尾の括弧の中に記しておきます。 まず、杉本氏に…

広義での採掘術について

みなさん。こんばんは。とても寒いですね。少なくとも、僕はとても寒いです。気候が。 気候って半端ないですよね。もうものすごい大自然の凄さが猛烈に迫ってくると言いますか……。 このような季節において人間にできる事は何なのかについて考えさせられます…

僕の統合失調症の「妄想」によるものと思われる想像上の「世界」について(個人的な体験です)

今日は、僕の想像というか妄想? が作り出したと思われる想像上の「世界」について簡潔に記録してみたいと思います。多分、統合失調症の症状による副産物というか、そういう系の何かなのではないかと個人的には考えています。 僕はそうした僕の中の想像上の…