魔法、魔術について合理的に考えてみるブログ

「魔法使いになりたい」、という欲望について真剣に考えてみました。

勉強術(教育術、就職術、国家術、受験術を少し含む)

 みなさんこんばんは~。

 

 今日は「勉強」のお話をします。

 

 みなさん、勉強というとどんなことを思い浮かべますか? 受験でしょうか。

 

 受験もおもしろいゲームですよね。

 

 今回は受験に限らず、勉強一般のやり方について考えてみましょう。

 

 では、そもそも「勉強」とは何なのでしょう? 少しずつ一歩一歩見ていきましょう。

 

 これは、学問とか何かの芸術とかを身につけるために練習することです。

 

 では、学問とは何でしょうか?

 

 これは、知識とか理論のことです。

 

 芸術は、美を表現する技術とか。

 

 だから、「勉強」とは、知識や理論や技術を身につけるために練習すること、です。

 

 つまり、勉強とは、練習のことです。

 

 では、練習とは何でしょうか?

 

 これは、くりかえすことです。

 

 つまり、勉強とは、くりかえすこと。

 

 何度も何度もくりかえすわけですね。

 

 つまり、何かを勉強したいと思ったときは、何かをくりかえせばよい、というふうに推理できます。

 

 例えば、覚えたい単語がある時は、その覚えたい単語を何度もくりかえし見ればよい、というふうに考えられます。

 

 覚えられない数学の解法がある時は、その覚えたい問題と数式を何度も繰り返し見たり、解いたりすればよい、というふうに考えられます。

 

 勉強とは「くりかえし」のことだからです。

 

 何度くりかえせば身につくかは個人差があるかもしれません。

 

 しかし、ただ確実なのは、勉強とはくりかえすことであり、単語も解法もくりかえしていれば、いつかは覚えられるということです。

 

 つまり、挫折せず、くりかえすことに成功しさえすれば、少なくとも学校の勉強くらいのものであれば、誰でも身につけられるのではないかと推理できます。「読書百遍義自ずから見る」、とも言いますね。

 

 では、どうすれば、挫折せず、くりかえすことを続けることができるでしょうか。

 

 要は、挫折を防げさえすればよい。

 

 そこで、挫折の原因を考えてみます。

 

 これには、以下の三つが考えられます。

 

1.焦る

2.一気に何もかもやろうとする

3.短期間の勉強ですませようとする

 

 焦れば、あたふたしてしまって、勉強を失敗してしまいます。一気に何もかもやろうとすると、いっぱいいっぱいになって嫌になってしまいます。長期的に勉強にとりくめないと、短期間で挫折してしまいます。

 

 つまり、勉強を挫折せず成功させるためには、次の三つの点を守ればよいことになります。

 

1.ゆったりとした気持ちを持つ(焦らない)

2.少しずつ勉強に取り組む(一気に何もかもやろうとしない)

3.気を長く持って勉強する(短気にならない)

 

 つまり、「ことわざ」で言いかえますと、

 

1.急がば回れ

2.塵も積もれば山となる

3.継続は力なり

 

 の三つを心にとめて勉強することが、勉強のポイントであると言えます。勉強を成功させたい方は、この三つのポイントを守って勉強すれば、高確率で勉強を成功させることができると考えられます。焦らず、少しずつ、長く勉強を続ければよい。

 

 逆に、焦って、一気に、短い期間で勉強をするとうまくいかない可能性が高くなると推理します。

 

 みなさんも焦って勉強した場合とゆったりと勉強した場合でどちらがいい成果が出るかを測定してみるといいかもしれません。僕の場合、焦ると、なかなか勉強をつづけることができなくなってしまうので、一応、みなさんに、僕の個人的な学習方法をお伝えしておきます。

 

 さて、それでは、大まかな勉強方法が分かったところで、もうすこし細かく勉強について考えてみましょう。

 

 勉強とは、何かの知識とか理論とか技術とか、つまり、「能力」を身につけるための練習です。

 

 では、どのような課題を勉強すれば、能力は身に付きやすいと考えられるか。これについて少し考えてみましょう。

 

 まず、身の回りのことを何もかもやってくれるロボットを考えてみて下さい。そういうロボットがいたら、人間は身の回りのことをする必要がなくなりますね。すると、その身の回りのことをする能力は退化することになります。

 

 つまり、能力を育てるためには、これと逆のことをすればよいと考えられます。

 

 これは、「便利さを避ける」、ということです。

 

 次に、挑戦をせず簡単な問題を解き続けている人と、色々な難しい問題に挑戦し続けている人では、どちらが能力が高くなりやすいかを考えてみてください。

 

 これは、挑戦の量が多い人の方が能力高くなりやすいのではないかと推理できます。

 

 つまり、「難しい課題に積極的に挑戦する」、ということです。

 

 さて、最後に、たくさん勉強している人と、すこししか勉強していない人では、どちらが能力が高くなりやすいと考えられるでしょうか。

 

 これは、「たくさん勉強している人」ですね。

 

 つまり、「勉強に時間をかけている人」です。

 

 よって、勉強をよく行うためには、次の三つのことを心にとめていればよい、と考えられます。

 

1.便利なものを用いるのではなく、手間をかけて勉強する

2.できる問題ばかりやらず、自分にできないかもしれない難しい問題に挑戦する

3.勉強に時間をかける

 

 これをより単純にすると、次のようになります。

 

1.手間をかける

2.挑戦する

3.時間をかける

 

 つまり、勉強は、手間をかけるほどよく、挑戦するほどよく、時間をかけるほどによい、というふうに考えられます。

 

 例えば、余裕ですぐに解ける挑戦を必要としない簡単な問題を解くよりも、手間がかかり時間がかかり挑戦心を必要とするような難しい問題を解いたほうが、いろいろと勉強になるところが大きいだろう、というふうに推理されます。

 

 気が向いたら、お試しあれ。

 

 以下、勉強のコツをまとめます。

 

 

1.ゆったりと、少しずつ、長く勉強しよう

2.焦らず、楽をしようとせず、気長に勉強しよう

3.手間をかけ、挑戦し、時間をかけよう

4.何度も何度もくりかえし勉強しよう

5.学問に王道なし

 

 

P.S.以上の勉強のコツから、教育手法のコツも推理することができます。教育術、ですね。

 

今回の論法の場合には、上記のコツを子供などに習得させることができればよい、というふうに考えられます。

 

つまり、教育は次の環境を子供に提供すればよい。

 

1.ゆとりのある環境

2.負荷のある環境

3.挑戦できる環境

 

つまり、たっぷりの色々なことをする時間とたっぷりの色々な難しい課題とたっぷりの色々な挑戦ができる環境を、作ることができれば、教育は有効に作用するであろう、と推理できます。

 

逆に次のような条件がそろっていると、教育はうまくいかないであろうと考えられます。

 

1.色々なことに取り組める時間がない

2.色々な難しい課題に取り組めない

3.色々な挑戦ができない

 

これは、次のように変換できます。

 

1.単調(色々な多様性がない)

2.単純(課題が簡単で単純)

3.退屈(同じことの繰り返しばかりで発展性がない)

 

つまり、よい学校とは、多様な人がいて、多様な複雑な難しい課題があって、多様な新しいことへの挑戦ができる学校のこと、というふうに考えられます。

 

逆に、悪い学校とは、同じような人しかいなくて、同じような単純な課題しかなくて、同じようなことの繰り返ししかできない学校のこと、というふうに考えられます。

 

このことから、よい先生とは何かについても推理することができます。

 

よい先生とは、多様性に寛容で、多様な複雑な事情に通じていて、多様な新しいことへの挑戦を促してくれる先生のこと、というふうに考えられます。

 

逆に、悪い先生とは、排除的で、単純な事情しか分からず、生徒の挑戦心を挫く先生のこと、というふうに考えられます。

 

これらのことから、あなたを育ててくれるよい企業とは何かについてもある程度類推できます。

 

よい企業とは、多様な人がいて、多様な複雑な共同体で、多様なイノベーションを行っている企業、というふうに考えられます。

 

逆に、悪い企業とは、排除的で、単純な似た人たちしかいない共同体で、新しいことへの挑戦が活発でない企業、というふうに考えられます。

 

これらのことから、よい国家とは何かについても類推できます。

 

よい国家とは、多様な人がいて、多様な文化があって、多様な創造活動がある国家であると類推できます。

 

つまり、人々の成長を行うのに適したよい国家は次のことを行うであろうと推理できます。

 

1.移民を受け入れる

2.色々な出自の人たちと仲良くする

3.創造性に投資する

 

逆に、悪い国家は次のことを行うであろうと推理できます。

 

1.外国人を排除する

2.人を不当に差別する

3.既得権益に固執する

 

無論、ここに書かれたことは、「仮説」であり、しかも、ものすごく単純な推理に過ぎないので、鵜呑みにはせず、みなさんでじっくりと検証なさってみてくださいませ。

 

よい国家に所属し、よい企業に所属し、よい学校に所属し、よい教育を受け、よい勉強をすることができるといいのかもしれませんね。

 

色々な意見がおありかと思います。

 

みんなで少しずつ正確な知識を持てるように勉強していけるようになるといいのかもしれませんね。

 

では、最後になりますが、みなさんの関心事かもしれない、「受験術」について少し考えてみましょう。

 

つまり、よい受験は次の性質を備えています。

 

1.多様性を尊重している

2.挑戦を尊重している

3.自由を尊重している

 

よって、個人的には、人の多様性を尊重し、人の挑戦を尊重し、人の自由を尊重している、そういう受験を受けることをお勧めいたします(日本にそういう学校あるかな?(笑))。

 

つまり、多様なことに自由に挑戦する人を積極的に受け入れている学校に入ればよい。

 

逆に、次の受験が悪い受験であると考えられます。

 

1.排除的である

2.挑戦心を挫く

3.自由を抑圧する

 

したがって、排除的で、挑戦的でなく、自由でない受験は、個人的には受けないことをおすすめいたします。

 

難しいですけどね。ここに書かれたことは理想論ですから(笑)世の中なかなかうまくいきません。

 

適当なところで妥協しつつ生きていくしかないのかもしれませんが、理想的には以上のような結論になるかと思います。

 

つまり、受験制度は次のように改変する事が出来れば、理想的だとも考えられます。

 

1.入学条件の緩和(入学試験を易しくするとか)

2.卒業に必要な課題の難度を上げる(単位認定試験を難しくするとか)

3.色々な出自の人たちを入学させる(学費の免除とか)

 

これできたら面白いですけどね(笑) できたらどうなるんでしょうね、日本(笑)。いろいろと想像してみるのもおもしろいと思います。

 

ぜひ、みなさんも気が向いたらいろいろとご想像なさってみてくださいませ。

 

今日は以上です。

 

ではでは~♪

 

 

P.S.2

ちなみに「勉強」の場合は、手間をかけたほうがいいですが、その「能力」を「応用」する場合は、「便利」なものを使うことが有効になります。気が向いたら、「応用術」として書くこともあるかもしれません。

また、国家なり共同体に所属することを今回否定していませんでしたが、そもそも国家とかに疑義を呈する論法もあります。そのうち気が向いたら書くかもしれません。