みなさん、こんばんは。
今日は「信頼」とは何か? そして、「信頼できる人はどのような特徴を持っているか」について考えてみたいと思います。
さて、では、信頼とは何でしょうか?
これは、「正しく助けてくれるものとして疑わない」ことです。
誰かを信頼した場合、その誰かが自分を正しく助けてくれるものとして疑わない、ということ。
つまり、信頼の成立要件のポイントは三つ。
1.正しい
2.助けてくれる
3.疑わない
つまり、信頼できる人とは、
1.正しい人
2.助けてくれる人
3.疑わなくて済む人
のことであると考えることができます。
一つずつ見ていきます。
まず、正しい人は、「多様な情報を大量に論理的に保持」しているでしょう(当ブログの正義術など気が向いたらご参照ください)。
では、助けてくれる人はどのような特徴を持っているでしょうか?
大きくは次の三つの特徴を持っているでしょう。
1.寛容である
2.誠実である
3.優しい
まず、寛容でなければ、困っている人を助けようとはせずどちらかと言えば見捨てるでしょう。
それに、誠実でなければ、立場の弱い人や困っている人のことをだましたり、搾取したりするでしょう。
そして、優しくなければ、わざわざ自分の身を削ってまで、人を助けようとは思わないでしょう。
つまり、あなたを助けてくれる人は、「寛容」で「誠実」で「優しい」というふうに考えることできます。
さて、「疑わなくても済む人」とはどのような人か。
まず、「疑う」とはどういう意味なのでしょうか?
これは、「本当かどうか不安に感じること」です。
つまり、相手があなたに対し「嘘」を言っている可能性がある場合、こうした不安が生じます。
では、嘘とは何か?
これは、「正しくないこと」です。
つまり、「疑わなくても済む人」とは、「正しい人」のことであるというふうに考えることができます。
以上のことから、信頼できる人はまとめて、次の六つの特徴を持っていると考えることもできます。
1.多様な情報を保持している
2.大量の情報を保持している
3.論理的な情報を保持している
4.寛容である
5.誠実である
6.優しい
さて、これらの特徴をさらに分析してみましょう。
まず、「寛容」でなければ、自分とは違うものを受け入れることはしないでしょう。したがって、寛容でなければ、多様な情報や大量の情報は保持しないと考えられます。
次に、「誠実」でなければ、自分に都合のいいものにだけ肩入れするので、所持している情報に偏りや偏見が生じるでしょう。つまり、多様な情報ではなく偏った情報を所持することになってしまう。
そして、「優しく」なければ、間違った論理を平気で人に押し付けてしまうでしょう。つまり、人が間違ったことをして損をするのを平気で見ていることができてしまう。
つまり、
1.多様な情報を所持している
2.大量の情報を所持している
3.論理的な情報を所持している
ことと、
1.寛容である
2.誠実である
3.優しい
こととは、同じことであると考えることができます。
つまり、信頼できる人とは、「寛容」で「誠実」で「優しい」人のことであると考えることができます。
さらに分析します。
まず、「寛容」であれば「優しい」でしょう。「優し」ければ「誠実」でしょう。「誠実」なら「寛容」でしょう。
よって、次のことが言えます。
寛容=優しい=誠実
以上のことより、「信頼できる人とは誠実な人のこと」、であると推理することができます。
また、信頼できる人には、次のようなメリットがあると、これらの帰結から考えることができます。
1.正しい有利な情報が得られる
2.こちらが正しいふるまいを日頃から心がけていれば、いざという時に助けてもらえる
3.詐欺にあわなくて済む
したがって、有利な情報が欲しかったり、困ったときに助けてもらいたかったり、詐欺にあいたくなかったりする人は、極力、誠実な人とお付き合いするのもひとつの手かもしれません。
誠実な人には、このようにかなり有利なメリットがありますので、みなさん誠実な方を見かけましたら、大切にしてあげてください(笑)きっとあなたが困った時に助けてくれると思います。
では、次に、「信頼できる人の具体的な見分け方」について考えてみましょう。
まず、信頼できる人とは、誠実な人のことでした。
したがって、この誠実さを測定することができれば、その人が信頼できる人か否かをある程度見きわめることができると考えられます。
さて、ここで例の式を思い出してみます。
寛容=優しい=誠実
この式を利用しましょう。
つまり、誠実な人とは、寛容で優しい人のことです。
まず、寛容さを測ってみましょう。
これを行うには、相手の懐の深さを測ってみます。
つまり、相手の予想外のことをしてみて、それで相手がどの程度パニックを起こすかどうかを調べてみるなどの手法が考えられます。
もしも、あなたが予想外のことをした結果、相手がパニックを簡単に起こすようでしたら、その人はあまり寛容ではないのかもしれません。
逆に、パニックを起こさず、あるいはパニックを乗り越えて、あなたに向き合ってくるようでしたら、その人は寛容な人である可能性が高いであろうと推理することができます。
次に優しさを測ってみましょう。
これを行うには、相手の思いやりの深さを測ってみます。
つまり、「思慮の深さ」を見てみればよい。
相手が思慮深いほど、その人は優しい可能性が高くなります。逆に、思慮が浅いのであれば、その人はあまり優しい人ではないのかもしれません。
よって、相手が信頼できる人であるかどうかを見るには、次の二つの項目について測定してみればよいと考えられます。
1.パニックの起こしやすさ
2.思慮深さ
パニックを起こしやすいほどその人は信頼しづらく、思慮が浅いほどその人は信頼しづらい、というふうに推理することができます。
つまり、信頼できるパートナーを見つけたい場合には、パニックを起こしづらく、思慮深い人を探せばよいということになります(完璧にパニックを起こさない人というのはおそらくいないかもしれませんが(笑)これは程度問題ですね)。
しかし、こうした人は、おそらくなかなか目立ちづらいので、なかなか見つけるのは大変かもしれません。「深い川は静かに流れる」というふうなことわざもありますね。
逆に言えば、そういう優良な人は結構見つけづらかったりしますので、うまく出会うことができて、あなたが相応に正しい行いをしていれば、仲良くなるのにはさほど苦労しないかもしれません。何せ、相手は寛容で優しく誠実な人なわけですから。
また、「残り物には福がある」とも言って、善いものというのはけっこう見つけづらかったりしますので、みんなが取りこぼしていることもよくあるようです。そんなわけですので、遠慮深い人思慮深い人に回ってくる「残り物」の中に、意外に善いものが回ってくるようにできているようです。ですので、残り物というのはそんなに悪いものではないのでしょうね。世間では、「売れ残り」などというふうな自虐も存在するようですが、そんな人も、残り物の中にある「福」である可能性が高いと思いますので、あまり卑下なさることはないと思います。優れたものが必ず評価されるわけでもありませんね。
我先に、と人を出し抜くよりも、優しい誠実な人になった方が、結果的に得をしやすいのかもしれません。
誠実な人に出会いたい場合には、まずは自分が誠実な人になるのがいいのかもしれませんね。「お金のため」、とか「肩書のため」、とか「体目当て」、とかじゃなく。誠実に真心で人と向き合うことができたら、それが理想と言えば、理想なのでしょうね。極めて難しいですが(笑)難しいからこそ、「希少価値」があるということもありますね。「誠実な愛」というのは、この世界で最も希少価値の高いものであるかと思います。
僕もがんばって、極力誠実であれるようには頑張りますが、なかなかに世知辛い世の中ですからね。
人生の荒波にもまれて、結構性格歪んじゃってるかも(笑)
みなさんは、僕みたいに性格歪んだ人間になっちゃだめだぞ☆
ぜひ、誠実な人間になって、誠実な人と結ばれてくださいませ~♪
P.S.とは言え、不誠実な人も場合によっては魅力的ではありますよね(笑) ダークな魅力とかあるじゃないですか。そんな感じ。
できれば、誠実な人と不誠実な人を両取りしていきたい気も(笑)
いけないいけない……
あんまり欲張りになると罰が当たりますね(笑)
誠実な人が好きな方は誠実な人と、不誠実な人が好きな方は不誠実な人と、結ばれるのが一番いいのかもしれませんね。
☆今日のポイント☆
1.信頼できる人はパニックを起こしづらい
2.信頼できる人は思慮深い