魔法、魔術について合理的に考えてみるブログ

「魔法使いになりたい」、という欲望について真剣に考えてみました。

哲学とか数学とか徒然

皆さん、こんばんは。今年もそろそろ終わりが近いようです。

やれやれ。色々なことがあった気がしますが、時が過ぎるのはすぐですね。光陰矢の如し。

 

特に書くべきことはありませんので、徒然に書いてみようと思います。散漫術です。

 

哲学について。

哲学の凄い所の一つに、何でも題材として扱ってしまえるポテンシャルの高さが挙げられるように思います。瀬戸一夫氏の『ムーミンの哲学』(勁草書房, 2002)には驚きました(笑) 読んでみましたが、内容がしっかりしていてとても面白かったです。ムーミンって哲学になるんだな……と。僕としても、新しい哲学をどんどん見てみたいので、ムーミンの哲学でも、鬼滅の刃の哲学でも、色々な物が見てみたいな、と感じました。

 

アニメについて。

『神様になった日』とか見てました。気になった点は数か所ありますが、ネタバレになるのもあまり良くない気もしますので、それについてここに詳説するのは控えることにします。「神殺し」の概念については、念入りな考察が要るのだろうな、と思いました。他にも色々と面白いアニメがありました。皆さんも気が向いたら、ぜひ視聴なさってみてくださいませ。

 

医学について。

 

ここのところ、『ハリソン内科学』とか『内科学書』とかを、つらつらと見ているのですが、様々な発見があります。言語化が難しいのですが。それにしても、病は多様だな、と感じます。全ての病を避け切るというのは至難の技なのかもしれない、そんな印象を抱いてしまうほど。さらに、病気が多様過ぎて、何が病気で何が健康なのかもわからなくなってきました(笑)。ある意味、どんな人も病気の種は持っていて、それがいつ開花するかは分からない、みたいな感じなのかもしれません。そう考えると、今何事もなく過ごせているというのはかなり恵まれたことなのかもしれないな、とも思いました。何気ない日常は、奇跡的なバランスの上に成立しているのだな、というのが実感できる点は、医学から学べる一つの着眼点であるのかもしれません。

 

数学について。

 

様々な数学の論文などを見てはいるのですが、世の中には頭の良い方がたくさんいらっしゃるのだな、という印象を受けます。中には、よくそんな発想に至ったな、と思えるような偉大な発見者の方々もいらっしゃるようです。すごいですね。そういう人達。何にしても、創始者は偉大だと思います。小さな創始にせよ、大きな創始にせよ。誰も思い至らなかったことに思い至ることのできる才能は素晴らしいな、と思いました。僕個人の数学の技能の発達状況は大したものではないですが、それでも世の中にはすごい発見なり分析なりが沢山あるのだな、というのがある程度体感できるのは数学のいいところ足りえるのかもしれません。後思ったのですが、量子論はやはり現代科学のポイントなのだろうな、と感じます。論文をかなり読み漁っているのですが、先進的な中でも、さらにトップレベルに先進的なものを選り分けようとすると、量子論の論文が残りやすいような気がしました。勿論、どの論文も非常に優れているとは思うのですが、少なくとも個人的な所感としては量子論が一つのポイントであるようには思いました。なんだか最近、数学から非数学なのだけ数学に近い何かの構想を抽出できるのではないかという勘が働いています。あるいは、数学と哲学の違いについて考えさせられることもあります。知的直観を発展させることで、どちらの現象も分節化していけるという点は共通しているように思うのですが、その質料を差異づけているものが何であるのかは、今一つよく分かりません。ドゥルーズの『差異と反復』辺りの文献を深く再読して見るのも良いのかもしれないな、と感じています。数学とは何か。哲学とは何か。あるいは、数学の哲学性と、哲学の数学性。そうしたものは存在するか? とか。

 

料理について。

 

最近リンゴや柿を切るのが上達した気がします(笑)。最初は試行錯誤ですが、徐々に形式が洗練されてきて、上手に切れるようになるようです。こうした現象は、それこそ医学や数学の上達にも表れるようにも思います。反復練習と上達。試行錯誤と洗練。失敗も糧にして進んでいきたいものです。ただ、包丁で指は切らないように。怪我には注意が必要かもしれませんね。痛いですから。

 

読書について。

 

今年も様々な本を読めた気がしますが、どの本もとても面白かったですね。ただ、僕の中で、読書が非読書への生成変化を要求しているような気がして、かなり読書というよりも、表象装置による実験の方にシフトしつつある状況かもしれません。言葉というのは不思議です。それは裏切るかもしれませんが、少なくとも現象を注視していくことで、行動につながり得るようには思います。考えないで考える、というか、書かないで書く、というか。あまり気張らず、頑張っていきたいです。

 

音楽について。

 

音楽は非常に難しい技能ですね。なかなか身に付きません。絵画なども難しいと思いますが、音楽も本当に難しいです。ミスチルの新しい曲とかも聞いてました。最新のアルバムを一通り聞いてみたのですが、とてもよかったです。今のところ、一番好きなのは、「Documentary film」とかかな、と感じています。聞き込んでいけば、また感じ方が変わってくるかもしれないので、要観察です。

 

スポーツについて。

 

世の中には様々なスポーツがありますね。サッカーとか野球とか卓球とかバトミントンとかバスケとか、色々。どれもそれぞれに面白いものだとは思うのですが、これも怪我には注意した方が良いかもしれません。あまり恐れ過ぎてもあれですが、注意散漫過ぎるとそれはそれでリスクかもしれません。バランスは難しいですね。何事も。

 

ロシア語について。

 

僕がロシア語が好きな理由について考えてみます。……。考えてみたのですが、よく分かりませんでした(笑) 何なんでしょうね。不思議です。特段の理由はないのかもしれません。不思議です。

ロシア語は以前よりは、かなり良く動くようになってきた気がします。ただ、まだ、語彙の定着率が英語や日本語にはかなり遅れを取っているようで、上手く使いこなせてはいないように思います。精進したいです。他の語学も進捗としては、まあ、まずまずです。特に何事もなし。僕の語学は読むことにかなり強い面があるかも知れませんが、あまり反射的な事象には強くはないかもしれないな、と思っています。ただ、究極的には、その辺は個性かな、とも思っています。聖書のギリシャ語やヘブライ語の文章を語彙を調べながら解読するのは楽しいですので、おすすめです。ネットの辞書やグーグル翻訳なども語学に役に立つのではないかと思います。デジタルな道具も積極的に活用していきたいものです。

 

タルムードについて。

 

どうもヘブライ語だと、ネットでも見れるようですね。他にミドラーシュとかも。それにしても、タルムードにも種類があるというのは最初驚きました。律法について勉強する際にも、タルムードなどは役に立つのかもしれません。律法とは何か。イスラム教なら、ハディースなども。宗教と法律の区分って正確に考えていくと、結構難しい問題だな、と思いました。宗教性のない法律とか、学問って存在するのか否か。世の中には、宗教を嘲笑っている方も多々いらっしゃるようですが、あまり甘く見ない方が良いだろうと僕は思います。一見、違和感のある部位についても、完全に整合性が取れるというのが常ですので、古来から続いてきている宗教というのは伊達ではないように思います。現時点では、聖書にせよ、コーランにせよ、仏典にせよ、僕の目には間違いが見つからないので、もしもどこかにミスがあるという場合には、そうした指摘を積極的にしてもらえるとこちらとしては嬉しいです。

 

進化論について。

 

進化論にも、様々な知識が関連するように思います。ただ、あまりに俗流化し過ぎてしまうと、本来の原義からズレてしまうこともあるかもしれませんので、その点はよく注意していくべきなのかもしれません。例えば、進化論を曲解して、弱肉強食を推進したりする人達の存在というのはありえるので、そうした危険な使用は慎むべきかと思います。

 

とりあえず、今日はこんな感じでどうでしょうか。書きたいことをつらつらと書きなぐっただけですが、もしかすると誰かの役に立つこともあるかもしれません。アップしておきましょう! では、皆さん、よいお年を!