魔法、魔術について合理的に考えてみるブログ

「魔法使いになりたい」、という欲望について真剣に考えてみました。

ちょっと具体的な政治指針について考えてみた(原発篇)

 原発について。

 

 ちょっと調べてみたのですが、情報が錯綜しすぎてて何が何やら不明です。

 

 考えことを簡単に書いていきます。

 

 

 原発の主張。

 

 放射能は高リスクだ。よって、原発はやめるべき。

 

 

 原発推進の主張。

 

 放射能は低リスクだ。よって原発は進めるべき。

 

 

 すると、放射能の危険度の規準が問題になってくるのですが、何やらいろいろと基準があるようで、ある人は、「低放射線は低リスクだ」と言っているかと思えば、同じ線量の放射能でも、「それは高リスクだ」と言っている方もいらっしゃるようです。

 

 ドイツ基準とか国際基準とか、まず基準自体がいろいろみたい。

 

 それで、お互にいろいろな基準で話していますので、意見もいろいろになるようです。

 

 実際に放射能がどの程度危険なのかを確かめるには、たくさんの実験が必要になると思いますが、人間に放射能を浴びせて実験するわけにもいかないですし、実際問題、どの程度の放射能が人間にどのような影響をおよぼすのかはよくわからない感じなのかな、と思います。

 

 放射能症とか、あまりにも事態が広範囲の出来事過ぎて、どうやって確かめたらいいかわからない感じですし。原発を爆発させて実験する事もできませんし(「あってはならないこと」については、実験できないので、知識が乏しく難しいです)。

 

 それで、結論を言うと、兎に角、何が何やらわからないという感じに僕は思ったのですが、取りあえずこれはおそらく確かなのではないかと思うポイントをすこしだけ。

 

 1.放射能は高エネルギーであるらしい。

 2.高エネルギーのものは、分子構造を破壊するらしい(原子炉には修理が必要ならしい)。

 3.生体はたんぱく質などの分子構造でできているらしい。

 4.ならば、放射能は大なり小なり生体の構造を破壊はするのだろう。

 5.とはいえ、別に原発がなくても、私たちは自然の放射能に絶えず被曝しているらしい。

 6.だから、原発をなくしても、放射能をゼロにすることは不可能らしい。

 7.すると、反原発にせよ、原発推進にせよ、放射能リスクはゼロリスクではないらしい。

 8.自然に放射能が存在するのに、僕たちが生きていられるということは、ある程度は放射能に耐性があるのかもしれない。

 9.すると、問題となるのは、放射能の「有無」ではなく、放射能の「量」であるらしい(生体のホメオスターシス構造がくずされない程度の線量なら放射能があってもOK)。

 10.しかし、その放射能の量の安全基準は色々あるようで、ひとつに絞れないらしい。

 11.これは、人体実験をできないのでしょうがない。

 12.一方で、原発ができると、かなりのエネルギーになり、エネルギーがあると、色々な機械を動かせるようになるし、一説によると無尽蔵のエネルギーといえるくらいだそうなので、エネルギー問題が解決する。

 13.すると、エネルギーが安くなるので、色々なエネルギーの必要なすべてのものが安くなるのかもしれない。

 14.石油に依存しなくなるので、地球温暖化とかにもいいのかもしれない。

 15.みたいに、色々なメリットはあるし、ゼロリスクはそもそもないけども、失敗すると、チェルノブイリみたいになる。

 16.福島原発みたいな事故が起こる可能性も、放射能のリスクと同じくゼロリスクではない。

 17.だから、無尽蔵のエネルギー? から受けられる様々なメリットと放射能リスクを比べたとき、あなたはどっちを取りますか? という問題らしい。

 18.基本的に、リスクを取らなければジリ貧であるということには同意するけど、だからと言って、人が死んでいいということにはならず。

 19.エネルギーが安くなって色々なものが安くなれば、アフリカとか色々な所の貧困も良くなるかもしれない。そうすると、貧困で死ぬ人達がいなくなる。

 20.一方で原発事故が起こると、たくさんの人たちが死ぬかもしれない。そして、どんなに頑張っても、そのリスクはゼロには決してならない。

 21.だから、この問題を決定するには、どちらかの命を大なり小なり危険にさらさねばならない。

 22.しかし、命に優劣はないし、どの命の価値も平等である。

 23.であるなら、この問題は、どちらが正しいか道徳的に決定することが困難である。

 24.すくなくとも、反原発についての情報も、原発推進についての情報もあまりに氾濫しており、僕のような凡人には到底理解不能である。

 25.情報が不十分で、尚且つ、考えられる情報から得られる解答が、「決定不能」であるので、より正確で、より詳細な情報が必要だが、情報が錯綜し、政府の判断も正しいのかどうか、信じていいのかどうか正直微妙である。

 26.ならば、まずは、このような情報の混乱が起きないような仕組みについて考えることがそもそも正しい判断のためには大切なのかもしれない。

 27.現在の政府とか、政治制度を一度見直して、それがちゃんとした管理ができるようになったなら、――例えば、原発風評被害とかあるいは絶対安全神話とかが無くなる程度なのかな? よくわかりませんが――そのちゃんとした管理者に、原発を運営してもらえば、一番ウィンウィンなのかもしれない。

 28.その際には、原発の利益が、みんなにいきわたるように注意しないといけないけど(エネルギーが安くなって、社会の機械化が進めば、色々な人たちの仕事が無くなりながら、機械を所有できる富裕層にまず富が集まると思うので、ある程度は、富を再分配しないと、仕事がなくなって、生活の手段がないなんてことになってしまいかねない。そうしたら、とりあえず、生存権のためにベーシックインカムが必要)、それをするのにも、ちゃんとした管理者が必要。

 29.政府を信用していいのかどうかが、そもそもからして、ちょっとよくわからない。正直、色々な方の意見を聞いていると、不安。

 30.だから、信頼できる政治家の方が出てきてくれたらうれしいな、と思った。

 

 

 みたいなことを思いました。結論、「よくわからん!」

 すいませんね。脆弱な脳みそしか持っていなくて(笑) 原発問題、僕にとっては難しいです。

 

 僕、あんまり政治にくわしくないので、ずっとこういう話しないで来たのですが、たまーに、ちょっとだけは発言しておきます。一市民として。

 

 僕は普通の人間なので、なかなかこういう難しい問題についてはわからないのですが、取りあえず、一市民がどんなことを思っているのかな、ということについての参考になれば幸です。